じゅうたんはファッショナブル

じゅうたんやカーペットは、フローリングに比べて防音性やクッション性、安全性、断熱性に優れた床材です。また、色・テクスチャー・柄などの種類が豊富であらゆる床材の中で最もファッショナブルな床材です。絨毯の絨とは、毛織物をさし、糸偏に戎で西方の蛮族の織物がその由来とも言われています。毯は毛プラス炎で、炎のようにけばだつ、けむしろの意味があります。じゅうたんの歴史は、今から約3000年前に遡ります。日本がまだ縄文時代の頃、ペルシャじゅうたんの産地として知られる、現在のイランあたりでパイルのある絨毯が作られ始めました。

そして、このペルシャの手作りの絨毯がシルクロードを経てインドや中国に伝わり、十字軍の度重なる遠征によりヨーロッパにも伝えられていきました。手作りだった絨毯は、18世紀にヨーロッパで機械によって作られるようになりました。産業革命の進展により、ウィル問屋アキスミンスターなどの近代的な機械織りカーペットが生み出されました。現在最も普及している量産型のタフテッドカーペットは、アメリカで開発され、合成繊維の登場などとあいまって、1950年代に飛躍的な発展を見ました。じゅうたんとカーペットと呼び方が異なりますが、じゅうたんとカーペットは同じものです。英語でじゅうたんのことをカーペットといいます。日本では一般的に値段の高いものをじゅうたん、比較的値段の安いものをカーペットと呼んでいます。また、ラグやマットもあります。

これは大きさによって呼び方が異なるためで、一般的には、マットは1畳までのものをさし、ラグは1畳から3畳まで、3畳以上を絨毯もしくはカーペットと呼んでいます。絨毯をはじめとした敷物のメリットはたくさんあります。まずあげられるのが防音効果です。絨毯の裏側のクッション材が、防音効果を高めます。戸建住宅や集合住宅の常会の防音対策に大変有効的です。他には、絨毯は、特に冷たい床面を覆うことで部屋の断熱・保温にも効果があり、省エネにもつながります。絨毯は適度なクッション性があるので、歩いていても疲れません。アスファルト道路や石畳の上を長時間歩くと、とても疲れますが、土や芝の上だと、長時間歩いてもそれほど疲れません。これと同じことが床材にも言えます。固い床材は歩行の衝撃が直に跳ね返ってくるために、歩き回ると疲れます。適度にソフトな床材はその衝撃を吸収してくれます。また、絨毯はソフトなため転倒による事故を防ぐこともできます。機能面だけでなく絨毯はインテリアの一部として大変お洒落なアイテムの一つです。色や素材を合わせることで個性的で素敵な空間を演出することができます。


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